新年のご挨拶並びに年頭に当ってのお願い

明けましておめでとうございます。 正月三が日は穏やかな幕開けとなりました。

本年は戌年となります。恒例ですが犬は忠実で堅実、安産などの守りの年となると言われており、今年は何かを生み出すための年となります。

ここで近年の自動車業界を振り返って検証したいと思います。

安心・安全な社会を目指し交通事故での死傷者を減らす国策での自動車開発に端を発しての展開                      ⇓

センサーやディバイスの開発が関連業界で飛躍的に進歩(BOSCH・インターコンチ・DENSOに代表される関連産業)Googleに代表されるコンピューター関連の人口知能(AI) の搭載。

動力源がガソリンから電気に変換される(2030年には欧州で販売できなくなる法律が成立)自動車メーカーの領域新素材への模索が続いている(CFRP・アルミ合金・PP・PC・超高張力鋼鈑1.5G)などの採用されたボディ構造          

自動化運転の進化は自動車メーカー主導で現在は行われているが、各陣営のせめぎ合いにより主導権争いが激化。

レベル2の運用が開始されて主流になりつつある。(レベル1のアイサイトでも追突事故が85%減少)

レベル2の運用で追突事故はほぼゼロになる。2018年にドイツではレベル3が発売される。(アウディが発表)

レベル3はほぼ自動運転になる。日本では、道交法の壁があるため運用は限定される。(法改正の必要があるため)

アフターマーケット(車輌販売後の自動車関連産業と市場を指す言葉)では自分の業界領域が現状では淘汰される危機にある。淘汰とはどういった意味か、現在の状況のままでは種の生存が危ぶまれるか消滅することが考えられる。環境への対応が生死を分ける。

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環境を読み解き環境に合わせる行動を速やかに起こす。(関連業界では対応が進んでいる)例を挙げれば、自動車用品業界は自動車販売や車検整備・保険事故修理等で用品の販売促進などバリューチェーン化

車検FCなどは車検単価減少やちらしコストが台あたり2万円以上になり将来の車検確保で個人リースや車販を積極展開。メーカー系販売店は、メンテナンスパック付新車販売・中古車販売強化・保険販売(オリジナルブランド開発)安価な車検戦略。損害保険会社は、顧客満足度で継続率向上施策(RSやレンタカー特約の自動付帯)などで保険料売上維持努力。

いずれの業界も先行き不安での売上維持への自助努力が盛んに展開されています。

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それでは我々自動車修理業界は、どのような対策や対応をしているのでしょうか?

お正月を例にして考えたいと思います。皆様は楽しいお正月を過ごされましたか?サービス業で考えてみると、皆様が楽しみにしている福袋は2日から、外食はさすがに元旦は少ないでしょうが2日には営業。自動車販売業も最近では初売り2日も多くなりました。元旦は自宅で過ごし初詣などが多く見受けられます。2日は、家族揃っての外出も多く見受けられ、初節句や新入学・進学などの準備で祖父母と外出し外食など楽しいひとときです。その楽しいひと時を蔭で支えている人たちがいます。自動車に関しては我々です。「楽しいひと時を支えて頑張っている!」と言えるでしょうか?

サービス業は人々の活動を支える業種です。特に自動車に関しては不慮に備えながら業にしているからこそお客様に支えられるのではないでしょうか。不慮のときに一番先に一報を頂き、決め細やかなところまで配慮して対応させていただきご満足を頂戴して「満足度を評価した対価をお客様が決める」

最近売上が減っている・・・・対価が少ないのは淘汰の方向へ加速していきます。時期すでに遅い可能性があるが、何か行動を起こす必要があるのでは。売上が明らかに減っているのに知ること、調べることが恐い・・・・  そうです 必要とされる業務が行われないため、顧客の流失が止まらない。危険です。最近よく耳にしますが、青年部はよくやっている。嬉しいことです。それでは何故評価されているのでしょうか?定例会を開催してる。勉強会をしてる。視察をしてる。などと決まった意見が従来のごとく出てきます。従来の意見を出すあなたが危険な兆候の現れです。青年部は危機感を強く持って、情報を収集して自分の出きることから少しづつ一歩一歩進んでいるように感じられます。一発逆転はありません。

まずは自社の現状を正しく勇気を持って把握しましょう。現状を公開しましょう。困ったことを見つけ出し語り合いましょう。一番大切な原価を知りましょう。仕入れ原価ではありません。作業原価・運営原価です。原価を知らないで販売していませんか?  販売価格ー運営原価(運営のために必要な原価)=粗利から銀行支払い元金と税金を引けば利益になります。

運営管理費=レバレートです。レバレートが高ければ利益が出にくくなります。高い評価を頂ける商品開発できれば別ですが?

今年はまず組合員各社のレバレート算出から始めて下さい。一番簡単な方法は関与している税理士と一緒に考えて下さい。一時間あたりの原価をレバレートといいます。  総売り上げー(材料・部品仕入れ+人件費・福利厚生+変動費(電気・家賃・金利・リース)から部品利益を引きます   ※下請けであれば計上しなくても可   分子 社員数×月の作業時間(残業時間を正しく計上)×12ヶ月   そうです総作業時間です。概ねレバレートが算出できます。

一時間あたりの売価が対応単価です。  対応単価ーレバレート=粗利です。粗利から銀行への元金支払いと税金を引けば利益です。レバレートは自己管理ができます。レバレートが高ければ一般管理費をチェックして下さい。削減できる項目を社内で検討して削減を計画。俗に言う経費の削減です。 無駄はなくして下さい。削減できないものは人権費です。役員給与は削減対象です。ついでに分母も削減しましょう。稼動総時間の削減です。車輌の入庫から出庫までの管理、作業時間を一台一台 計りましょう。時間の無理や無駄をなくしましょう。

一台の作業時間を短縮すれば残業が少なくなります。時間が余れば入庫台数を増やしましょう。  入庫金額は時間×レバレートから幾らプラスしますか? お分かりだと思いますが、経費は時間の短縮にて削減できます。売上向上は、サービス品質(もしもの時の対応や作業品質)で向上します。具体的に何が出来るか、社会への貢献や業界内でのい貢献を考えて下さい。貢献することで仲間との助け合いが生まれます。

助け合いが「相互扶助」となり協同組合の根源です。

新しい年が新しい業界の始まりとなるよう、皆で新しい組合を作り上げていきましょう。本年を変わらずご支援をお願いいたします。

税金が多くなれば社会貢献がなされ、世間からの評価が高くなります。社会貢献度が高ければ、顧客の満足度は高くお客様の喜びとなりブランド力となります。

愛媛県自動車車体整備協同組合    理事長  菅貞明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛媛県自動車車体整備協同組合では、快適なカーライフをサポートします

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